人は変われる!!~起立性調節障害を乗り越えて~
2025年03月10日
おはようございます。
なかがみ鍼灸整骨院の中上です。
みなさんは、「起立性調節障害」と言う病気をご存じですか?
起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)とは、主に小学生高学年~高校生くらいに起こる病気のことです。
「朝なかなか起きることができない」
「立ちくらみ」・「めまい」
「頭痛」・「腹痛」などの症状が出てしまい、
学校を遅刻や休むことが多くなってしまいます。
当院には、このような子供たちも来院してくれます。
今回の学生さんは、中学1年生の2学期から急に朝起きれなくなり学校に遅刻してじゃないと行けなくなり、部活でしていたバスケの朝練にも行けなくなってしまいました。
小児科で「起立性調節障害」と診断され、薬などを処方されましたがなかなか変化が出ないと
当院を見つけてくれてご連絡くれました。
お父さんもお母さんも私の話をしっかり聞いてくれ、「姿勢の大事さ」や「栄養の事」一緒に取り組んでくれて、たくさん連れて来てくれました。
その学生さんも中学2年生になったくらいには、バスケの朝練にも行けるようになり
無事に「起立性調節障害」を克服して、高校への進学が決まりました。
この「起立性調節障害」は、ひどくなると出席日数の関係などで全日制の高校に行けなくなる方もいます。人によっては大人になっても症状が続く方もいるようです。
本人もバスケ部の卒業文集に、この病気を乗り越えたから今の自分があると書いてくれていました。もちろんお父さんやお母さんの支えもありますが、まさしく本人の頑張りによる「勝ち!!」だと思います。
今の子供たちはこのような病気で悩んでいる子もたくさんいます。
これからも当院ではケガだけではなく、身体の不調で悩んでいる方の力になっていきたいと思います。
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