「最近ラケットを振るたびに肘が痛む…」そんな症状、見逃していませんか？

「テニス肘」とは、肘の外側（上腕骨外側上顆）に痛みが出る障害で、
特にテニスのバックハンド動作を繰り返すことで起こりやすい症状です。

どうして痛くなるの？

「テニス肘」は、手首を反らす筋肉（伸筋群）の使いすぎによって、
その付着部である肘の外側（上腕骨外側上顆）に負担が集中し、
微細な損傷や炎症が起きることで痛みが出る状態です。

でも、テニスなんてしてないけど…？

実は「テニス肘」という名前ではありますが、
テニスをしていない人にも非常に多くみられる症状です。

● パソコン作業でマウスやキーボードを長時間使う

● 包丁やハサミをよく使う（料理・理美容など）

● 重い荷物を繰り返し持ち上げる

●ペットボトルの蓋を開けると痛みがある

こういった日常動作や仕事の積み重ねで、
肘の外側にある筋肉や腱に負担がかかり、痛みや炎症が起こります。

テニス肘とゴルフ肘の違い

• テニス肘（上腕骨外側上顆炎） → 肘の外側が痛む

• ゴルフ肘（上腕骨内側上顆炎） → 肘の内側が痛む

「テニス肘」と「ゴルフ肘」は、主にどちらも肘の使いすぎによって起こる障害ですが、
痛みの出る場所や原因となる筋肉の違いがあります。

当院では、丁寧なカウンセリング・徒手検査などを組み合わせて、痛みの原因を的確に
判断していきます。そのうえで、当院では鍼治療や特殊な電気治療機器を用いた施術で
早期の改善と再発予防を目指しています。

症状が進行する前の早めの対応が、日常生活への支障を防ぐカギとなります。
「最近、肘の外側が気になる…」と感じたら、お気軽にご相談ください。